2018/10/01 (Mon)

7人のデザイナーと語らう「ヨコハマで企む。モノ、コト、マチを育む」(JAGDA神奈川2018トーク&セミナー)

■ 概要

ヨコハマにゆかりのあるクリエイターの知と感性とユーモアを詰め込んだ「ビックリエイティブ・ショップ」が赤レンガ倉庫に期間限定(8/8〜11/4)でOPENしました。JAGDA神奈川(日本グラフィックデザイナー協会神奈川地区)では、同ショップに出品をした地元のデザイナーを交え、ヨコハマ、モノ、コト、マチをキーワードに、地域とデザインについて語り合うトーク&セミナーを開催します。


はじめに、同ショップを企み、地域デザインが叫ばれるずっと以前より、ヨコハマの生活を豊かにすべく提案し続ける中川憲造さんに、市民と企業を巻き込むデザインのホンネをうかがいます。
 
続いて、地域とデザインとの新たな関係性を、専修大学ネットワーク情報学科教授の上平崇仁さんに、CoDesign(協働デザイン)や、デザイン態度(Design Attitude)の視点から問題提起していただきます。
 
さらに、ビックリエイティブ・ショップに参加した魅力溢れるデザイナーと、マチ全体のデザインを手がける猪股篤雄さんを交え、新しい価値をこれまでにない視点から発想する方法や、遊び心を持って地域のデザインを育む可能性について語り合います。
※本トーク&セミナーは、無料で参加いただけますが、会場スペースの都合上、事前のご予約をお願いしています

最後に同会場にて、懇親会の時間を設けています。
会場にて懇親会参加費をお支払いいただくことで、飲み物と簡単なおつまみを用意しています。7人のデザイナーを交えて、会話の続きをお楽しみください

■ タイムライン

0. オープニング、トーク&セミナーのご紹介
14:00 - 14:05(満島弘)

1. 楽しいヨコハマをみんなで企む、市民と企業を巻き込むデザインのホンネ
セミナー:14:05 -14:35(中川憲造)
質疑応答:14:35 - 14:40

登壇準備:14:40 - 14:45

2. 街の人々が自分たち事としてデザインしていくための仕組み(CoDesign)と姿勢(Design Attitude)
セミナー:14:45 -15:15(上平崇仁)
質疑応答:15:15 - 15:20

休  憩:15:20 - 15:30

3. パネルディスカッション
ビックリエイティブショップと7人のデザイナー
15:30 -17:00

□ ファシリテーター
満島弘

□ パネリスト
中川憲造(ビックリエイティブショップの企てのすべて)
上平崇仁(地域のデザインとデザイナーの役割)
天野和俊(企業ブランディングとヨコハマらしさ)
柏原政彦(アップサイクルデザインで創り出す新市場。ソーシャルデザイン ビジネス)
小崎直利(企業や地域に潜在する「まだ知られていない魅力」を可視化)
堤 岳彦(アートとデザインの境界と発想)
神奈川県住宅供給公社 猪股篤雄(あえて使い続ける、これからの団地の新しい暮らし)

質疑応答・閉会:17:00 - 17:05

懇親会準備:17:05 - 17:10

4. 懇親会
17:10 -18:00


■ イベント情報

□ 日時 11月3日(土)14:00〜17:05(懇親会は18:00まで)
□ 場所 Kosha33(神奈川県横浜市中区日本大通33 神奈川県住宅供給公社1F)
□ 費用 セミナーは無料、懇親会参加は当日受付にて1,000円を徴収。
□ 定員 セミナー60名、懇親会30名を予定しています。
□ 申込 Peatixにて事前登録をお願いいたします。他の方法による参加の可能性もあり。
□ 締切 定員になり次第終了。他の方法による参加により締め切られる可能性もあり。
□ 取消 参加が難しくなった際は「主催者へ連絡」ボタンからお早めにご連絡ください。


■ プロフィール

中川憲造(なかがわ けんぞう)グラフィックデザイナー、クリエイティブディレクター
1947年大阪生まれ。高島屋宣伝部、日本デザインセンターを経て、デザインを生活者の視点で企画制作するデザイン会社・NDCグラフィックスを設立。企業のデザインコンサルタントから製品開発、ブランドマーク、パッケージングなど「チョコレートから環境まで」そのデザイン領域は多岐にわたる。国土交通省制定「公共ピクトグラム」、横浜市中心市街「案内地図」、横浜「ブルーダルメシアン」プロジェクトのデザイン・ディレクターなど。

上平 崇仁(かみひら たかひと)専修大学教授
筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻修了後、グラフィックデザイナー、東京工芸大学芸術学部助手を経て、2004年専修大学赴任。2012年より現職。2015-16にはデンマークのコペンハーゲンIT大学インタラクションデザインリサーチグループ客員研究員。最近は、協働デザイン(CoDesign)の仕組み作りやデザイン的な態度(Design Attitude)や形成プロセスの研究について取り組んでいる。

天野和俊(あまの かずとし)グラフィックデザイナー
1970年生まれ。多摩美術大学卒業後、広告代理店、佐藤卓デザイン事務所を経て、2002年より天野和俊デザイン事務所代表。2005年をアイルランドで過ごし、2010年に横浜馬車道オフィス開設。2017年パッケージが軸のブランディング会社P.K.G.Tokyoを恵比寿に設立。東京ステーションホテルなどのV.IやC.I、横浜市、大手中小メーカーのデザイン開発に携わる。JAGDA会員、JPDA法人会員。

柏原政彦(かしわばら まさひこ)エコデザインプランナー、(公社)かながわデザイン機構理事長
1953年、山口県下関市生まれ。横浜市在中。1976年、東京造形大学デザイン学科卒業後、東京芝浦電気株式会社(現在㈱東芝)意匠(デザイン)部に入社。以後、27年間、音響、映像情報、通信、業務用システム、家電機器等のデザインに従事。2002年、同デザインセンターを早期退職し、エコデザインプランナーとしてリスタート。その後、湘南工科大学を経て、愛知県立芸大「エコデザイン」非常勤講師。

小崎直利(こざき なおとし)ブランディングデザイナー、JAGDA正会員(神奈川)
多摩美術大学情報デザイン学科卒業後、2007年よりフリーランスとしてグラフィックデザイナーを経て㈱KOZAKIKAKUを設立。中小企業と地域活性のためのブランディング・デザインを行っている。企業の魅力を高めるオウンドメディアの企画制作や商品開発からパッケージデザインなど、潜在している「魅力資源」を見極め、その価値を可視化する総合的なビジュアル計画を実践中。神奈川県6次産業化プランナー。ブランド・プランナー協会理事。

堤 岳彦(つつみ たけひこ)グラフィックデザイナー/絵描き、ebc代表 
2001年 東京藝術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。
クライアントワークのデザインと創作活動の作品制作を行き来しながら、時には複数のクリエイターとチームで、数々の作品展示・イベント企画・ワークショップを経験。アーティスト集団C-DEPOTのメンバーとしても活動している。
JAGDA会員。横浜美術大学非常勤講師。

猪股篤雄(いのまた あつお神奈川県住宅供給公社理事長
高校卒業後渡独、ドイツ国立シュテットガルト芸術大学建築学部修士修了。
帰国後、黒川紀章建築都市設計事務所に入社、ドイツ・バイエル社研究所等を設計・監理。シティバンクNAにて建設・不動産プロジェクトファイナンスの開発。ドイツ銀行にてアジア地区不動産証券化業務を担当。HSBCにて東京本社建設総合マネージメント。現在、建築・不動産・ファイナンスの実務経験を活かし団地再生・地方創生に取り組む。

満島弘(みつしま ひろし)デザイナー、JAGDA神奈川地区代表
東京農工大学機械システム工学科卒業、武蔵野美術大学短期大学部生活デザイン科卒業、産業技術大学院大学人間中心デザイン履修証明プログラム修了。広報制作会社、インタラクティブエージェンシーなどを経て、現在、横浜にてシェル・コレクティングを主宰。 
新規サービスやスタートアップ企業のデザイン全般のサポート、UXデザイナーとして各種案件に参加。 東京工芸大学非常勤講師。

■ 主催

公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)神奈川地区

■ 協力

神奈川県住宅供給公社
公益社団法人 かながわデザイン機構
専修大学

■ 後援

横浜市文化観光局